手術は基本的に麻酔下で行われるため、術中の痛みはありません。
痛みに対する個人差にもよりますが、例えると抜歯程度だといわれれる患者さんが多いようです。
もちろん歯茎を切ったり、骨を削る外科手術のため、麻酔が切れたあとに痛みや腫れが出る方もいらっしゃいます。
しかし、通常処方される抗生物質や痛み止めなどを忘れずにきちんと飲めば痛みはおさまります。
術後2、3日たっても激しい痛みや腫れが引かない場合は、感染症などの疑いもありますので、担当医に連絡をとり、適切な判断を仰ぎましょう。
恐怖や不安を和らげリラックスした状態で手術を受けていただくために、麻酔専門医による静脈内鎮静法などと取り入れている医院があります。
特に高齢者や全身疾患のある方に安心して手術を受けていただくため、血圧・脈拍・心電図・血中酸素濃度値を確認し全身管理で行います。
また、しっかりカウンセリングを受けて、自身が十分治療を理解し、手術を任せても大丈夫だと担当医と信頼関係を築くことも、恐怖心を解消するために必要不可欠です。
中には、初診から術後のケアまで担当医と患者さんとの橋渡し役を担い、きめ細かいサポートをしていくトリートメントコーディネーターという専属の相談員を整えている医院もあります。