2017年時点で、日本には約7万もの歯科医院(歯科医療施設)があり、10万人以上の歯科医師がいます。近年までインプラント治療は大学では教えておらず、当時の歯科医師は独学で勉強していました。
決められた研修を経ないとインプラント治療をしてはいけないという決まりもなく、インプラント治療に関する資格が必要ないことも、日本の歯科医療界の大きな問題と言われています。
インプラントネットワークでは、インプラント治療を受けたいと考えている方々に、後悔しないインプラント治療を受けていただきたいという想いから、治療に関する詳しい情報をご提供し、よしどめ歯科 理事長 吉留英俊による技術監修の基、治療実績の豊富な歯科医師をご紹介しております。
信頼のできる技術
現在、歯科医師向けにインプラント治療に関するセミナーが数多く行われていますが、その多くは技術的な話が中心となっているようです。
しかし、技術面においては、実際の経験を積まないと臨機応変な対応ができません。
難易度の高い、抜歯とインプラント埋入・仮歯の装着までを1日で行い、手術に伴う患者さまの負担軽減につながる可能性のある治療法「抜歯即時埋入」などは、豊富な実績と技術を有した医師から受けることが重要です。
インプラントネットワークでご紹介する歯科医師は、技術監修者である吉留英俊(医療法人翔優会 よしどめ歯科 理事長)の基で、技術面から診査診断、患者さまとの会話の方法まで、トータルにインプラント治療について技術指導が入った歯科医師です。
TC(トリートメントコーディネーター)によるカウンセリング
インプラント治療の第一歩は、患者さまのお話をよく聞き、一人一人のお悩み、希望をしっかりヒアリングし、現在の歯の状況や治療について詳しい説明をしていくカウンセリングです。
そのカウンセリングで患者さまから直接お話を聞いていくときに活躍するのがトリートメントコーディネーターです。
トリートメントコーディネーターは、患者さまのお悩みや希望を的確に捉えて、歯科医師や歯科衛生士に伝え、両者の意思の疎通を図り理想的な治療につなげる役目を担います。
いきなり診察台に上がって、そこで歯科医師や歯科衛生士が話を聞くスタイルでは、患者さまはなかなか落ち着いて話がしづらいため、まずはトリートメントコーディネーターがゆっくりとお話をうかがい、患者さまとの信頼関係を築いていくことが大切です。
オペ後のアフターケア
一般的な目安として、インプラントが骨と結合して定着するまでの、下顎で手術後3ヶ月、上顎で半年間をどのように過ごすかが、長期にわたる安定のためにとても重要となります。
治療終了時には歯科医師や歯科衛生士が適切な食事摂取法やお手入れの方法を指導いたします。
また、術後の検診ではかみ合わせのチェックも大切な要素となり、必要に応じてかみ合わせの調節も行います。
インプラントは人工歯のため虫歯にはなりませんが、インプラントを支える歯茎や骨はケアを怠ると歯周病と同じく歯周病菌による感染症の「インプラント歯囲炎」という病気になります。
インプラント治療を行った後は、確実に定期検診を受ける必要があり、定期検診を積み重ねることで、インプラントや口腔炎のわずかな変化も見逃さず早期発見、早期対処が可能となります。